まず目につくのは、ぱきっと華やかな色彩。
そして、デザイン的なタッチはいつまで見ていても飽きません。
「昔からこういうタッチが好きで、覚えていないくらい前から描いて
います。本格的に描くようになったのは高校生位からでしょうか。」
一貫して同じスタイルを貫く水上さんは、専門学校に入学するまでは
絵を習ったことはなく、独学で今のタッチを身につけたそうです。
美しい線と魅力的なデザインは、パソコンで描いたものかと思ってしまいますが、下絵から完成まで全て手描きで制作されています。
特に主線の部分は色がムラにならないよう、濃いめの絵の具を1度で
塗るように気を付けているそうです。
今は新潟が活動の場の中心ですが、チャンスがあれば東京でもお仕事を
してみたいですね、と語る水上さんでした。(06.8.19 山田ナツミ)