羊画廊 HITSUJI-GARO

近藤達雄 展 <名画の立体化その2> 9月28日(木)〜10月3日(火)

KONDO Tatsuo Exhibition  September 28. - October 3. 2023

しばらく前にバルテュスの絵画作品を立体化して、絵画の立体化展を行った。今回はその二回目である。
バルテュス作品以外も作りたくなったからで、今回は洗浄で絵が変わってしまったフェルメール、
人物を増やした首の長い聖母、最も苦労したフラ アンジェリコの受胎告知、バルテュスの白い馬の少女、
さらにムンクの思春期、そして名画の代表とも言えるモナリサ、計6点である。 (近藤達雄)

2023.9.29 会場風景  動画はコチラ・・・羊画廊YouTube

 

レオナルド ダ ビンチ 「モナリサ」
70.0×45.0×45.0cm

石塑粘土 名画の立体化としては外せない作品だろう。
立体化はさまざまな形で試みられている。
精巧なCGやお土産物としての立体もある。
古い作品に日本人の試みた立体化作品もあるようだ。
やはり立体物としてより描写力が優っていると考えていたが、
実際は流石と思わせるところが随所にあった。

 

ムンク 「思春期」
29.0×34.0×37.0cm 石塑粘土

他の人からの提案で製作してみた。
多少ディフォルメが入っている作風だが、
感じは出たと思う。
展示物としてはこれくらいの大きさが
好ましいかもしれない。
バルテュス 「白い馬の少女」
55.0×43.0×43.0cm 石塑粘土

またしてもバルテュスだが、
このサーカスの少女は作りたい作品だった。
裏寂しく物悲しさが雰囲気を出している。
ここら辺を作るとバルテュスの他の作品も作りたくなる。