紙に刷られた銅版画も良いけれど、実は原版の方が好きという制作当初から抱いていた本音が、
2016年にご縁あって2人展をさせていただいたコンテンポラリージュエリーアーティストさんとの
出会いを機にむくりと起き出し、変化して、銀の版画オブジェというカタチになりました。
型は銅版で、腐蝕技法(エッチング)を用いています。いつもの平面に立体の要素が加わり、作品も少し嬉しそうです。
この度はシルバーオブジェを中心に、銅版画の小作品も合わせた25点ほどを展示予定です。(佐藤杏子)
<略歴>
新潟市生まれ。2012年日本版画協会展 準会員優秀賞。2016年新潟県美術展覧会 県展賞。
2022年南島原市セミナリヨ現代版画展 NCC長崎文化放送賞。新潟(羊画廊)、東京、愛知、福島、山形にて個展。
「豊穣」 9.2×9.8×h0.9cm 純銀 2022年 |
「待ち合わせ」 |
「よろこびの束」 5.3×5.8×h0.7cm 純銀 2022年 |
「ねぼすけ」 3.2×11.0×h0.8cm 純銀 2021年 |
「思うままに」 |
「Light in the tree hollow」 10.4×10.7cm 銅版画、雁皮刷り 2022年 |