羊画廊 HITSUJI-GARO

近藤康之 展 -方形と円の造形- 9月23日(木)〜10月5日(火)

KONDO Yasuyuki Exhibition 23 September. - 5 October. 2021

1980年頃から作品の仕上げを白く塗装しています。 表面の白い皮膜は立体と大気の接面です。
「立体の存在」とはその立体と同体積の大気を押しのけているということです。
考え方によっては立体の表面は空気の表面であるのではないかと思います。
近年、虚空に空気の振動が響き渡るような作品を創ることを目指しています。
今回は床置と壁付の立体作品を15点程展示します。 (近藤康之)

 

<略歴>

1954年新潟市に生まれる。1977年多摩美術大学彫刻科卒業。
1981年個展「FRPによる造形」(羊画廊)。1984年個展「12本の柱」(羊画廊)。1988年5人の作家展(羊画廊)
1994年新潟市野外彫刻大賞マケット展(新潟市美術館)。2013.14.15年個展「ワンマンショー」(ギャラリーゆうむ・新潟)
2017年変貌する彫刻展(ギャラリー湯山・十日町)。2018年近藤康之彫刻展(新潟市美術館・市民ギャラリー)
2019年個展「大気の表面」(ARTギャラリーHAFU・新潟)。2020年「抽象力・かたちの向こう側」展(ギャラリーみつけ・見附)

2021.9.24 会場風景  動画はコチラ・・・羊画廊YouTube

 

「円相」 62.0×80.0×62.0cm 木に白塗装 2021年

(左)「侵食あるいは欠落 A」 (右)「侵食あるいは欠落 B」
各25.0×35.0×10.0cm 木に白塗装 2014年

「方円2020」
90.0×90.0×90.0cm 木に白塗装 2020年

「円空2020」
120.0×120.0×75.0cm 木に白塗装 2020年

「虚空に楔を打つ(5本)」
106.0×107.0×30.0cm 木に白塗装 2021年

「虚空に楔を打つ(9本)」
77.0×97.0×44.0cm 木に白塗装 2021年

「表面と断面 2021-B」
24.0×27.0×5.0cm 木に白塗装 2021年

「表面と断面 2021-A」
29.0×32.0×7.5cm 木に白塗装 2021年

「方体の構成 Vol 1」
23.0×23.0×15.0cm 木に白塗装 2014年

「方体の構成 Vol 3」
23.0×27.0×15.0cm 木に白塗装 2014年

「歓喜の楽園」
35.0×55.0×4.0cm 木に白塗装 2015年

「方体の構成 Vol 2」
23.0×30.0×12.0cm 木に白塗装 2014年

「表面と断面 Vol 7」
65.0×65.0×5.0cm 木に白塗装 2015年

「表面と断面 Vol 11」
70.0×70.0×8.0cm 木に白塗装 2017年

「群像のエスキース」 19.0×36.0×36.0cm 1988年