78年に東京の美術館でソヴィエト亡命作家展が開かれ、当時美術雑誌やマスコミに大きく取り上げられ話題になった。
残念ながら展覧会は見逃したが、たまたま東京の画廊で亡命作家のひとりヴィクトル・クルーバックの作品に出会った。
油彩、水彩、版画と多岐にわたっていた。
抑圧され、自由な表現を奪われた人物を描いた作品も多いが、私はむしろ静謐な画面に存在する人物や静物に惹かれた。
今回はクールバックの水彩・銀筆で描かれた「帽子の娘」ほか、 8作家12点を展示いたします。
尚、期間中展示替えも予定しておりますのでお楽しみに。 (K)
ヴィクトワール・クールバック |
アルフォンス・ミュシャ |
アルフォンス・ミュシャ 「ドライ・アンペリアル」 83.0×28.0cm リトグラフ |
亀倉彬 |
竹谷富士雄 「アッシジ、丘の街」 油彩、キャンバス 22.1×27.3cm |