2013年、古いパステルを譲り受けたのをきっかけに、身の回りのものを描きはじめました。
パステルで描く線には、たいていのことは許してくれるようなおおらかさがあります。
気負わずに描き出せるところや、うまくいかなくても軌道修正が簡単にできるところも。
そんなふうに画材に助けられながら絵を描いている気がします。
その後、旅行で訪れたフランスで、あるパステルと出会いました。わたしのつくる銅版画の色にとてもよく似ていました。
羊画廊での、はじめての個展です。パステル画と銅版画をあわせて25点ほど展示します。 (野口真弓)
<略歴>
1982年新潟県生まれ。武蔵野美術大学で銅版画を学ぶ。
2007年「第9回ジュール国際版画ビエンナーレ」審査員賞受賞(ジュール市立美術館/ハンガリー)。
個展・グループ展多数。東京在住。
「2015.1.12」 30.0×30.0cm |
「無題」 15.8×16.7cm エッチング、アクアチント 2014年 |
「グラタン皿」 9.8×9.7cm ソフトグランドエッチングほか 2019年 |
「2013.3.15」 30.0×30.0cm |
「2013.5.5」 30.0×30.0cm パステル 2013年 |
「2013.11.23」 30.0×30.0cm パステル 2013年 |
「2014.6.11」 30.0×30.0cm |
「2014.12.3」 30.0×30.0cm パステル 2014年 |
「2015.1.16」 30.0×30.0cm パステル 2015年 |
「2015.2.5」 30.0×30.0cm |
「2015.9.28」 30.0×30.0cm パステル 2015年 |