会場の設営をする際、小さな画廊ですので課題は沢山あるのですが、中でも作品の展示は今でも苦労いたします。
今回のように様々な作家の作品が並ぶコレクション展では、なかなか上手く収まってくれません。
隣り合った作品が「食う人、食われる人」の関係になってしまうことがあります。
大版で鮮やかな作品と地味な色使いの小品なら当然なのですが、似たような作品でもそれが生じることがあるのです。
作品の持つパワーの差か、はたまた作家の力量の差か?
はたして新しく入手した作品たちが調和して並んでくれますでしょうか?是非とも御高覧ください。
各国の版画作品、約20点を展示予定です。(H)
マリノ・マリーニ 「馬と騎手 I」 |
ホルスト・アンテス 「人物」 59.0×59.0cm リトグラフ 1991年 |
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キスリング 「女性の顔」 16.5×12.0cm エッチング |
マルク・シャガール 『エルサレム・ウインドウ』より「ヨゼフ族」 29.5×21.5cm リトグラフ 1964年 |