「環境によって行動は制限され、環境によって感性は養われる。」
空間と人間について焦点を当て制作を続ける中で思ったことです。
体の動きは、建物や街の構造によって決定され、頭の中身は、人、物、流行、
どんな空気に囲まれて生活するかによって自ずと影響を受けるものです。
今回の展示では、私が過ごしてきた身の回りの空間を、絵という媒体で
「もうひとつの平行世界」として扱った作品群をメインとしています。
初個展。20点ほど展示予定です。 (三富翔太)
<略歴>
1992年新潟市生まれ。京都市立芸術大学卒業。山口賞受賞。東京藝術大学大学院修了。両大学で日本画を専攻。
第37、39回三菱商事AGP入選。現在は東京を拠点に絵画や舞台芸術において活動。
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「あづま 1」 81.2×49.3cm 水干絵具、岩絵具、膠、麻紙、パネル 2017年 |
「あづま 2」 39.3×32.4cm 水干絵具、岩絵具、膠、麻紙、パネル 2017年 |