もう何年も前のこと、世田谷美術館の広く大きな壁面に10cmほどの小さな油彩が2点ポツンと掛けられていた。
まわりの大作といささかも引けを取らない存在感にとても感動し、絵は大きさでは無いとその時にはっきりと認識した。
手のひらに乗るようなミニチュア作品は描いていて愛着がわいてくる。
その心なごむ気持ちが伝えられるかどうか、今はまだ心もとない。約25点を展示予定。 (猪爪彦一)
<略歴>
1951年新潟県生まれ。新潟市在住。1984年安田火災美術財団奨励賞展・新作優秀賞。
2004、2006年新潟の作家100人展(新潟県立万代島美術館)。東京、新潟、長岡などで個展多数。
現在 行動美術協会会員、日本美術家連盟会員、新潟県美術家連盟常務理事、新潟市美術協会理事、県展運営委員。
「」 15.0×10.0cm |
「夜のきのこ」 15.0×10.0cm 油彩 2017年 |
「白い家」 10.0×15.0cm 油彩 2017年 |
「夕日」 10.5×7.3cm |
「一角獣」 10.5×7.0cm 油彩 2017年 |
「きのこ」 10.5×7.0cm 油彩 2017年 |
「青い空」 10.0×7.8cm |
「散歩」 10.0×10.0cm 油彩 2017年 |
「午後の風景」 12.0×8.0cm 油彩 2017年 |