一昨年、第一子となる長女が誕生した。 仕事と制作が中心だったこれまでの生活に子育てが加わった。
そして、妻の負担を軽減すべく、家事の割合も増えた。仕事→家事、子守り→制作が昨今の1日のサイクルだ。
そのため、制作に向かう時間は以前と比べ大きく減ったが、人間的に底の浅い自分にとっては、非常に貴重な時間だと思っている。
そのような日々の中、子供の成長と共に・・・というわけではないが、何か目に映る景色が変わってきたように感じるから
おもしろいのだ。どう変わったかは何とも言葉で説明し難いが、おそらく今回展示される作品たちに現れてくるのだろう。
まだまだ底の浅さ、薄っぺらさは否めないが、積み重ねれば厚くなるだろう。そう信じて、日々精進している。
油彩画、約20点を展示予定。 (堀 楽人)
<略歴>
1979年新潟市生まれ。2003年京都精華大学卒業、京都春季創画展入選。 2004年京展入選。
2007年ガラス絵展出品(羊画廊・以降毎年出品)。2008年個展(ビオトープギャラリー・新潟市)
2009~2013年個展(羊画廊・新潟市)。2011年個展(豊栄地区公民館・新潟市)。2012年シェル美術賞展2012入選
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「むきあう(果実)」 41.0×31.8cm |
「想い」 14.0×18.0cm |
2016.8.19 会場風景 |