2014.7.11 会場風景
 
高岡典男 展 7月11日(金)〜22日(火)  羊画廊
TAKAOKA Norio Exhibition 11Jly.-22Jly. 2014  HITSUJI-GARO
インド制作報告・彫刻レジデンシー2014(2月20日〜3月19日)

インドの建築家Nari Gandhi氏の建物に6人の彫刻家が作品を制作する。
その不思議な空間は私達が自然の子供であり、我々は自然の一部であることを教えていた。
三つのアーチからなる緑に囲まれた空間。アーチで切り取られた景色とそこに下がってくる緑の植物のカーテンは特にすばらしい。
私はこの地方の雨季の景色を想像した。水滴と緑のカーテンのリズムとハーモニー・・・・・。思っただけでも楽しくなる。
ある日、仕事をしているとすぐそばにココナッツが“こつん!”と落ちて来た。ココナッツは歌いながら落ちてくる?
私の頭の中で水滴とココナッツの情景がゆっくりと重なり、彫刻となった。 豊かなインド!  (高岡典男)
<略歴>
1950年東京生まれ。
1976年金沢美術工芸大学美術学科彫刻専攻卒業。
1992〜93年芸術家在外研修員として文化庁よりイタリアへ派遣。
1994年中原悌二郎賞優秀賞受賞。
「新潟市野外彫刻大賞展」優秀賞受賞(新潟)。
2009年個展(羊画廊)。
その他、オーストリア・イタリア・メキシコ・ドイツ・エジプト・
ベトナムにおける国際彫刻シンポジウムに招待される。
「歌う羽」
H14×xW32×D14cm インド砂岩、大理石、黒御影石




「Seme ibrido」  23×8.5×10cm
アフリカ産黒御影石、トラバーヂン
2014年
「Seme」 8×14×12cm
アフリカ産黒御影石
2014年
「Fiore ibrido」 16×28×15cm
イタリア産大理石、インド産御影石、
テラコッタ、ステンレス 2014年