2013.6.21 会場風景
 
佐竹邦子 版画展 Vol.2 新潟 「風のかたち-The Wind Molecules-」
6月21日(金)〜7月2日(火)  羊画廊
SATAKE Kuniko Exhibition  21June.-2July. 2013  HITSUJI-GARO
1970年 神奈川県生まれ
2000年 日本版画協会賞[’02準会員賞、’03準会員佳作賞]
2000年 現代日本美術展富山県立近代美術館賞
2004年 トョーワンダーウォール2003受賞
2005年 高知国際版画トリエンナーレ特別賞[’08優秀賞]
2005年 文化庁優秀作品買上賞
2012年 Griffth University QCA(オーストラリア)
2012年 アーティスト イン レジデンス
2013年 「風のかたち−The Wind Molecules」(ギャルリ−東京ユマニテ)

他受賞、国内外でWS&展覧会多数。現在、多摩美術大学絵画学科准教授
「Wind Work-51」 90×65cm 木によるリトグラフ 2011年


「Winds Work - 49」 65×45cm
木によるリトグラフ 2010年
「Bond between the two winds」 38×30cm
木によるリトグラフ 2010年
「Winds Work - 53」 90×65cm
木によるリトグラフ 2011年

 
「Pickn up the sounds」 25×22cm
木によるリトグラフ 2010年
「Winds Work - 54」 90×65cm
木によるリトグラフ 2013年


◆版画技法入門講座 「リトグラフを作ろう」発売 !
 小作青史 佐竹邦子(監修)
 2,000円(税抜き) 28.3×21.0cm 84P 阿部出版 株式会社

4月15日、阿部出版株式会社より、リトグラフ入門編の技法書が刊行されました。
2年前よりわたくしが担当しました、同出版社 季刊 版画芸術の
技法講座で掲載されたいくつかのリトグラフ技法を一挙にまとめ、
小作青史 多摩美術大学名誉教授の取材も合わせて再編集した内容となっています。

いわゆる技法書らしい技法書というよりは、身近で入手しやすい材料を使って
リトグラフを作ろう!を目的とし、初めて制作する方にも少しでも分かりやすいように、
制作内容だけでなく、使用する材料や道具などもオールカラーで紹介しています。

小作先生開発で日本オリジナル技法の「木を使ったリトグラフ(通称:モクリト)」
の 手引きを紹介したリトグラフの技法書は、日本、いや世界初となります。(佐竹邦子)


◆リトグラフとは?
リトグラフは18世紀末にドイツで開発された印刷技術で、日本には明治時代に伝わり、
やがて版画技法の一つとしてアートに取りいれられました。
本書では、従来のアルミ版リトグラフに加えて、水なしで刷ることのできる
ウォータレスリトグラフ、また、技法書としては初めて木版を版材とした
木版リトグラフの技法を紹介しています。
より簡単な製版方法や、多色刷り、プレス機なしで刷る方法まで、
作業工程をひとつずつ、写真でわかりやすく解説した、
これからリトグラフを始める人にもぴったりの入門書です。(阿部出版編集者より)