2012.7.20　会場風景

一つ一つの手の動きに心を配る。より細かいところまで見ること。やればやるだけ袋小路に入るように感じます。
逆にいえば、今ようやく袋小路まで歩いていけるようになったのかもしれません。
最初の頃は歩くたびに行き止まりにぶつかっては、すぐに途方にくれたり、パニックになったりしました。
今でも相変わらずではありますが、それでも最近は立ち直りだけは早くしなければと思えるようになりました。
手を動かし続け、形を見続けることが、袋小路から抜け出す方法だと、今は思うのです。
陶器、100点ほど出展させていただきます。（佐藤仲也）

＜略歴＞
1976年村上市生まれ
2006年父・佐藤公平に師事、五鬼原窯にて作陶を始める
2009〜2012年個展（羊画廊）
2011年新潟松浜地区心意気ARTフェスタ参加
他グループ展に出品。新発田市在住

「糠釉鉢」13×8cm

「白釉手つきカップ」8×11cm

「白釉湯呑」7×7cm

「黒釉プレート」17×12×1cm