2011.5.26 会場風景
 
近藤 充 5月26日(木)〜31日(火)  羊画廊
今春程、日常の儚さを思い知らされた季はありませんでした。
時間が積み上げてきた生活や記憶・歴史などの全てが一瞬の変事で
喪失してしまう脆く、恐ろしく、悲しい現実。
画を描くことも画面に永遠にイメ-ジを留める様な気がするのは錯覚でしかなく、
儚い手段の一つに過ぎないのかもしれません。

100号から小品まで15点出品の予定です。  (近藤 充)

「雲の神話」 直径18.3cm、厚み2.3cm
「ある夜話」
18.2×33.3×厚み2.8cm
パネル、麻布、
岩絵具、アクリルテンペラ混合技法
2011年
「水の神話」 直径18.3cm、厚み2.3cm
<略歴>
1964年 新潟市生まれ
1987年 アリゾナ州立大学留学、中南米(ブラジルなど)遊学
1991年 新潟大学大学院教育学研究科美術教育・西洋画修了
2006年 第2回新潟の作家100人展(新潟県立万代島美術館)
2007年 個展(羊画廊)
2009年 記憶のかたち展(新潟県立万代島美術館)