2010.10.14 会場風景 |
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中島奈津子
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私が幼い頃、家の周囲は木々が豊かに生い茂り、春にはタケノコが採れるなど 四季の移ろいを草木から感じることができた。 いつでも外へ出ると、しっとりとした土や緑のにおいがしていた。 そんな風景も、今ではアスファルトの道や、新しい家が次々とできて、 かつての面影は、すっかり無くなってしまった。 切なく、悲しいけれど、懐かしい思い出として私の心の中に残っている景色。 そういった過去への想いと、今、私のこころを動かしたり、ときめかしたりする物達。 私の心の中の”現在と過去への想い”をカタチにしたいと思って制作している。 木版画作品と、木版画に岩絵の具や箔で彩色した作品約25点を展示予定。(中島奈津子) |
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<略歴> 2005年創形美術学校ファインアート科 版画専攻卒業 <受賞> 2004年 第3回ふくみつ棟方記念版画大賞 準大賞、第6回国際交流展2004Mexico-Tokyo 優秀賞 2005年 創形美術学校卒業制作展 佳作賞、第13回プリンツ21グランプリ展 特選 2007年 第5回飛騨高山現代木版画ビエンナーレ 優秀賞、第15回プリンツ21グランプリ展 グランプリ 2008年 第14回川上澄生美術館木版画大賞展 準大賞 |
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「オルゴール」 55.1×45.8cm 木版凹版、岩絵の具、箔、膠、和紙 2010年 |
「ユメノナカ」 30.0×30.0cm 木版凹凸版 2009年 |