羊画廊のコレクション展 V
ここに掲載した作品の作家は二人ともパリに亡命した。
シャガールは帝政ロシア時代に、クールバックはソヴィエト社会主義政権時代である。
かれらは時の政府に差別や抑圧を受けていた。
ともに開放的な創作の場と新たな刺激をかの地に求めたのであろう。
時代を超えて、自由を求めた画家たちの息吹を感じられないだろうか。(K)
シャガール
『以心伝心』 ルイ・アラゴンより
クールバック
「シャプカの男」