皆川リョウイチ
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 学生の頃に、手に入れた数冊の洋書絵本、ニコラ・ベイリーの「マザーグース」、
ポターの「ピーターラビット」や、ジル・バークレムの「野ばらの村の物語シリーズ」、
センダックやリチャード・スカーリーの動物キャラクターなどが大好きでした。
数十年経った今でも、僕の粘土での創作の原点は、たくさんの洋書絵本にあるようです。
 今年の個展のメインテーマは、昨年に引き続き「ナーセリーランド」と
「ナーセリーライム(マザーグース)」の二つの世界。
同じオーブンクレイを使いながらも、一方は粘土の質感と色を生かした表現。
もう一方は、粘土の表面に細かい線を無数に彫り込み、アクリル絵の具を何色も重ねて吹き付けることで、
これまでとは違った表現に挑戦してみました。

 その他にも、ウォーターグローブや干支キャラクターなど、100点以上の作品を制作しました。
ぜひご覧ください。(皆川リョウイチ)