鈴木 力
 西洋の絵画空間を理解出来るようにと
20年程イタリアにこだわり、どうして?、その先は?、
どんな方法でと疑問と驚きの連続で刻が過ぎました。
この空間への「こだわりの旅は」地中海世界、
中央アジア、日本への遍歴となり、まだまだ拡大し、
その大それた思いが絵を描かせてくれます。

 身近な風景画等も新潟日報企画「新にいがたへの一枚」、「万代橋十景」、小説「ダローガ」等で描き、
以来、ポツ、ポツと描いておりました。
10月下旬、シーサイドラインを久しぶりに訪れ、
夕刻の間瀬の家々に興味を覚え描きました。

 約15点のテンペラ作品を展示予定です。(鈴木 力)
(上)「海辺の家(間瀬)」
(下)「仮面の店(VENEZIA)」

共に 22.0 × 27.3 cm
板・麻・テンペラ・箔 2008年

12月4日(木)-9日(火)/2008

羊画廊